新しいショウルームの家具を選ぶのも楽しいけれど、さすがに少々つかれ気味。今年はパリも新しくしたので、一年中、インテリア、家電、工務店・・・。ようやく家具の搬入が終わり、何とかショウルームの形が少しずつ整う。でも来週はパリ。あちらも作りつけの家具の着工！

すっかり真夏の東京、パリに戻る前にいつもの焼き鳥やさんへ。小さなお店だけれど、各テーブルが格子戸で区切られていて、とても素敵。美味しい創作鳥料理にビールが進む！明日はもうパリへ・・・。

パリに戻るや、新しいアトリエの作り付けの家具工事が始まり、またも落ち着かない・・・。そんな時、ピアニストの友人はお引越しが終了！と、新しいアパルトマンにご招待くださる。中世のハーフティンバーが美しい重厚な建物。中庭に面していて静かで、何だか映画のよう。その上、中庭のプラムの木にはたわわに実が・・・。高枝切りバサミが欲しい・・・とか！

新しいアトリエの工事は続き、友人のアトリエを一時的に借りる。サンジェルマンに住んでもう何年かしら？こんな時、本当にスタイルのある友人の存在は大きい。「まるでＭＯＭＩのショウルームじゃない？」窓からの景色も美しく、クライアントも大満足して下さる。

パリはアパルトマンが古いので、とにかく「垂直」がお部屋の中にない！そんな中に私のミニマルなデザインを組み込んで行くのは本当に大変。まずは「壁を平らに」の作業から・・・。職人さんの高い志に支えられています。ようやく出来上がったキッチン周り。お気に入りの食器もやっとオウチが出来てよかった・・・。

７月も最終週になって、サンジェルマンはじょじょ静かになって行く。「いつ出発？今年はどこへ？」が合言葉のこの時期。工事の一段落と共に親友の来訪。パリの私のアパルトマンに居たこともあるＭ嬢。懐かしい場所を一緒に訪れて、もうスグ３０年くらい一緒に居るのね？と長い友情に感謝！

パリはすっかりヴァカンスムード、サンジェルマンの友人た知はもう誰も居ない・・・。今年は私が最後かしら？残り少ない友人と、ちょっと惜しむようにパリの夜を楽しんでいたら・・・。突然の大嵐！木は倒れるは、看板は飛ぶ。カフェの大ガラスは割れ、イスまで竜巻のように路上へ！ちょっと東京が恋しくなる・・・。